2列目フロアの防音対策 施工編(プリウスα)
フロアシートを剥がします。
足元に発砲スチロールがありますので、外しておきます。
なお施工の際、間違ってレールを止めるネジ穴を塞がないように注意してください。またレール周りを肉厚に施工しますと、レールカバー等が取り付けにくくなりますので、ご注意ください。
制震材を貼ります。
今回はレジェトレックスを使用しましたが、出来れば、レアルシルト制震材を使用した方が効果は高いです。
施工面積の30~50%程度の間隔で貼り付けます。
オトナシートを貼り付けます。
温度が低い時期、このシートは非常に硬く、簡単に割れてしまうレベルです。
冬場の使用は避けるか、ヒートガンで暖めながら施工してください。
そのままでは、まともに圧着できません。
ゼトロ耐熱吸音シートを貼ります。
ロードノイズのカットをする場合はこの素材が一番効果がありますので、必ず使用してください。
なお今回、手持ちのゼトロ耐熱吸音シートが不足した為、足元はエプトシーラーで代用してます。
発砲スチロールを戻します。
発砲スチロールに付いている吸音材(ごみくずの様な物を固めた物。ニードルフェルト)は、ほぼ効果がない為、スポンジが戻しにくい時は剥がしてしまっても問題ありません。
その上から、シンサレート遮音シートを貼り付けます。
糊がついてませんので、スプレー糊等で貼り付けます。
シンサレート遮音シートは、両サイドが遮音材、内部が吸音材という理想的な構造になっている素材ですので、これを使うのと、使わないのでは、大きく差が出ます。
取り外した逆の手順で、元に戻せば完成です。
2列目は、運転中、耳の真下になる場所ですので、施工頂ければかなり効果は期待出来ます。